自民党総裁選

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今日9月14日自民党総裁選討論会が行われ、当然ながら憲法と自衛隊についての討論も行われた。総裁選なので総論的な討論になりやすく、自衛隊の問題にしても法律や体制などは論じられる。しかし、実際に活動するのは自衛隊員という生身の人間であり、その個人を守らなくして自衛隊は国を守れない。総理は冒頭に「対抗馬の石破茂元幹事長が主張の柱としている地方政策に関し「問題点を指摘することも大切だが、具体的な政策を進めていくことがとても大切だ」と述べ、石破氏の姿勢を皮肉った。」という記事が載っていた。憲法問題とは別個に存在している各自衛隊員個人個人の命に関しても問題点を指摘するより具体的な政策が必要である。
安倍総理は以前「血を流してこそ同盟」と発言する一方で、自衛隊の流した血を止める具体的な政策を進めてきた。砲火の下の戦場での応急処置の第一歩である第一線救護衛生科隊員の誕生を見る限りでは歴代総理の中で自衛隊員個人の安全安心健康に関して一番熱心な総理とも思われる。しかし、これはあくまで最初の一歩であり、今後国を守る自衛隊員の生命をどのように守っていくかを考えた場合に、従来かつ現在の防衛省の自衛隊員の生命への対応を見ているともっと積極的に防衛省、防衛医大の改革に旗を振る必要がある。

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