指揮命令系統が乱れ、かつ指揮官が決断できない組織は生き残れない

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 組織運営には指揮命令系統が不可欠であり、指揮命令系統は、5C+IFの要素が必須である。さらに組織の長である指揮官は決断することが責務である。岸田内閣は指揮命令系統や指揮官が機能しているのか?はなはだ疑問である。

 5CとはC:Command、C:Control、C:Communications、C:Cordination、C:Cooperation、IFとはI:Intelligence、F:Flexibilityを指す。

 「聞く力」とは迎合したり、阿ることではない。組織運営においては、敢えて聞かずに、「聞き流す」もしくは「聞捨てる」ことも必要である。「聞く力」は指揮命令系統の要素の中では恐らく、Flexibilityの範疇に入ると思われる。Flexibility、融通性とは相手の話を聞き、組織として5Cを図ることである。しかしながら、最近の岸田総理の在り方を見るにつけ、総理の意味する「聞く力」はFlexibilityではなく、「pander to the public(世に媚びる)or cater to the public(世に阿る)」のように感じられるのは私だけであろうか。

 指揮官に求められるものは「判断」ではなく、「決断」である。下の表に示すように、「判断」は客観的であり、誰が行っても同じようになる。一方、「決断」は主観的であり、人や立場が異なれば違ってくるし、決断には責任が伴う。さらに、決断は主観的である以上、決断者に「発信力」がないと、部下にはその真意が伝わらない。「何もしない」という決断が最も悪い決断であるという観点から安倍元総理の国葬、統一教会問題、大臣の罷免、など一連の経過を見るにつけ、総理は「決断」が苦手なようである。

判断(Judgement)決断(Decision)
決定客観的主観的
再現性
規定・基準
職責業務責務
担当担当者決定者
業務実務意思決定
処罰処罰責任

 ロシアのウクライナ侵攻、習近平の独裁政治、など世情を鑑みれば、中国の台湾進攻は著しく可能性の高い緊喫の課題である。このような状況下、日本はどうあるべきか?、日本国のリーダーとして、総理には政治理念を力強く発信して欲しいと思う。それが出来ないなら、政治の舞台から去るという潔さも求められる。

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