LyoPlas-N(凍結乾燥血漿)

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 LyoPlas-Nはドイツ赤十字社で製造されたlyophilised whole plasma(凍結乾燥血漿)で、200mℓ中凝固因子とフィブリノーゲンを含んでいる。大きな欠点はガラスボトルのため破損が問題である。米空軍の機関紙エアフォースタイムズが米空軍特殊部隊のメディックが陸軍特殊部隊に次いで、フリーズドライされた血漿(凍結乾燥血漿)を今月にもフランスから輸入し、近いうちに戦場で試用する計画にあるという紹介の記事もMIlitary Blogにあった。

 2009年輸血を前線にという方針で、英軍では輸血支援サービスがMERT(medical emergency response team)からRole4施設までの一連の治療に配備されてきたが、解凍プラスマは冷凍保存で使用時に解凍しなければならないという性質状基地病院から遠いところでの使用には適さなかった。可能な限り現場に近い場所での輸血を可能にするよう2009年7月16日に輸血能力決定会議が招集され、その中で、RCC(red cell concentration)とFFPはRole2からの使用、例外的に血小板はRole2E/Role3から使用、lyophilised plasmaはその適切性の決定、を提言した。

 標準的な血液製剤の再供給は非常にlogisticsの負担があり、freeze-dried productsはその負担を著しく軽くし、その方針に従いlyophilised whole plasmaが配備され野外でも成功した。2011年1月に導入され2012年初めて使用が報告された。