フィリピンの訓練で交通事故により自衛隊員1名死亡、1名重症

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フィリピンの訓練で交通事故により自衛隊員1名死亡、1名重症という記事を読んだ。
実に痛ましい事故である。今後このような事故が行らぬよう訓練の在り方など検討が必要であることは勿論、万が一事故が起こった場合の救護体制の更なる向上も忘れてはならない。そのためにはこの症例のpeer reviewを様々な角度から、例えば
①事故時の患者の医学的な状態は?応急手当は?誰が応急処置を行ったのか?同胞の自衛隊員の関わりは?
②負傷者の搬送は?負傷から応急手当までの時間?、病院までの時間?、根本治療までの時間?
③病院での最終診断は?どんな治療を受けたのか?死因は何か?
④日本に後送する状況は?体制は?
⑤全体を通して改善すべき点は?
など、しっかり分析検討し将来に役立てることが望まれる。
今回は実際の戦闘に伴う戦傷ではないが、この経験から自衛隊員が海外で負傷した際の応急救護体制の再検討が必要と思われ防衛省に問い合わせたが「フィリピンで適切な医療を受けたので先生の出番はない」との回答であった。

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