総理はアビガン使用について実態を知っているのか?

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 安倍総理は4月28日衆議院予算委員会で『アビガンについて「企業治験もスタートしている。観察、臨床研究が進んでいる中で、中間評価的なことができないか今議論してもらっている」と説明。また、特例承認されなくても、患者自身が希望し、病院の倫理委員会で認められれば使用できることを強調した。』と発言したというが実態を把握しているのであろうか?

 現時点で、アビガンは患者が希望して、かつ、入院先の病院のアビガンの適応外使用についての病院の倫理委員の承認を得たとしても、使用不可である。何故なら、アビガンは国の認定を受けたアビガンの治験施設でなければ入手はできず、すべての病院で使用可能な訳ではない。すなわち、入院した病院が治験施設か否かでアビガン投与が可能かどうかが決まってしまい、患者の希望や入院先の倫理員会の承諾だけではアビガン投与はできないのである。総理の発言は国民に大きな誤解を生むものであり、今回のコロナ騒動における一連の対応の稚拙さはこのような実態を知らない発言が大きな要素となっている。

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