『また、落ちた。』が素直な印象

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  防衛省は21日未明、海上自衛隊の哨戒ヘリコプターSH60Kの2機が、伊豆諸島東方海域で相次いで消息不明になったと発表した。

 木原防衛相によると、消息不明なのは海自第22航空群の哨戒ヘリで、1機は大村航空基地(長崎県大村市)、もう1機は小松島航空基地(徳島県小松島市)に所属。4人ずつ搭乗しており、夜間に敵の潜水艦に対応する訓練を行っていたという。

 これまでも自衛隊の墜落事故は各地で発生してきた。日本経済新聞でも『最近では2023年4月に沖縄県宮古島付近で陸上自衛隊の多用途ヘリUH60JAが墜落し、陸自の航空機事故として過去最悪の10人が死亡する事故が起きた。防衛省によると、2基あるエンジンのうち1基で、出力が徐々に低下する「ロールバック」と呼ばれる現象が起きたとされる。今回の伊豆諸島東方の事故と同じく、夜間の飛行訓練中に起きた事故もある。17年は海上自衛隊のSH60Jヘリコプターが青森県の竜飛崎沖で墜落。2人が死亡、1人が行方不明になった。海自はフライトレコーダーや機内の音声データなどを分析し、事故の原因が人為的なミスだったと発表している。戦闘機では22年に航空自衛隊のF15戦闘機が石川県沖の日本海に墜落し、隊員2人が死亡する事故があった。19年には青森県沖で航空自衛隊のF35戦闘機が墜落してパイロット1人が死亡する事故が起きている。F35戦闘機の事故はやはり夜間訓練中に起きたとされる。』と近々の事故をまとめている。

 今までも指摘してきた通り、自衛隊の温室かつ密室主義のため、客観的的かつ詳細な評価に耐え得る事故原因調査がなされていない。結果として将来に生かされないず、似たような事故が続いていると思っているのは筆者だけであろうか?

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