第一線救護衛生科隊員の設立

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2015年4月22日から防衛省は前都立病院長佐々木勝氏(現内閣官房参与)を座長に「防衛省・自衛隊の第一線救護における適格な救命に関する検討会」を6回開催してきた。その結果を踏まえ防衛省は有事の際に負傷した自衛隊員の救命率を向上させるため准看護師と救急救命士の資格を持つ隊員を対象に、戦場での救命のために緊急救命行為(輪状甲状靱帯穿刺・切開、脱気、骨髄輸液、鎮痛剤・麻薬・抗生剤投与など)が実施できる「第一線救護衛生科隊員」の育成・配備を目指すことを2016年9月21日に発表し、2017年5月11日から「第一線救護衛生科隊員」第一期生の教育研修が三宿の自衛隊衛生学校で始まり6月15日第一期生が誕生した。